愛媛県議会議員 菊池伸英 Official Site

活動と実績

活動と実績

活動と実績

若者を定住させるために、企業とのマッチングを!

景気が少し上を向いたかと思うと、たちまちドライバー確保に苦労する運送会社や、人手不足から営業時間を短縮もしくは過酷な労働を強いるブラックバイト...今あらゆる業種で働き手がいないと耳にします。需要に対し、労働供給が追い付かないという現状は、経済成長にとって足かせともなりかねない由々しき状況で、大企業より中小企業、製造業より非製造業、とりわけ飲食業や運輸関係、建設業でより深刻化しています。

若年者の就職と産業人材力について、2年に1回実施されています「愛媛県政に関する県民意識調査」の若年者雇用対策の項目を調べ、読み解いた結果、就職前のイメージと就職後のミスマッチという部分がフォーカスされていることが判りました。

平成26年度から愛媛県で実施されています「若年者地域雇用マッチング事業」において、OFF‐JTとOJTを組み合わせた研修の機会を設け、若年者と企業とのマッチングを図ることは、就職活動中の若年者にとっても、受け入れる企業にとっても、非常に良い取り組みかと思いますが、実習先企業の業種は製造業のみでありました。
今後、加速する高齢化社会においては、モノよりもサービスに対する需要が高まると思います。「若年者地域雇用マッチング事業」では、何名の研修生が実習を受け、実際に何名が就職に繋がったのか具体的な数値を示す必要があり、また、その実績を踏まえて製造業に限らず、サービス業を含む各種分野で雇用創出、人材確保・育成に取り組まなければならないと考えます。

地域外就職は現在、愛媛県内の高校、大学を卒業する学生の就職内定率は高い数値で推移しています。「愛媛未来づくりプラン」における「若年者等の就職支援と産業人材力の強化」を見ましても、県内高校新規卒業者の就職決定率は98.9%、県内大学新規卒業者の就職決定率も93.1%と高いのですが、県内就職率に着目しますと、その割合は49.2%であり、大学を卒業して県内に就職する若者は半数しかおらず、残りの半数は愛媛県以外で就職しているのです。内閣府による「就職者数(流出)の推移」を見ましても、平成24年以降、流出は増加の一途をたどっています。

こうした状況の中、「よい会社」を求める学生と、「よい学生」を求める企業をマッチングすること、それは安心して働ける企業で、意欲と能力を備えた若者が働くことであり、それには地域の政策力と教育力が問われると思います。愛媛県で学んだ学生が、愛媛県で就職し定住するために行政は職業訓練や人材確保に取り組んでいますが、企業と若者の懸け橋となり、より効果的な施策をもって県内就職率向上に努めるべきと考えます。