愛媛県議会議員 菊池伸英 Official Site

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議会報告

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平成11年市議会報告 議会録(6月定例会)

■質問者 きくち伸英
私は自民党議員団の一員として一般質問を行いますので、市長初め関係理事者の明快なる御答弁をよろしくお願いいたします。 昨今、新聞、テレビ等マスコミを通じて情報公開という言葉を一段と耳にするのではないでしょうか。松山市も平成8年4月1日から情報公開条例を制定し、実施をしているところでありますが、この情報公開とは、市民の請求により市の公文書を閲覧や写 しの交付により公開する制度でありますが、松山市サイドもその市民サイドから申し込んでくるのではなく、もっともっと積極的に先ほど市長も言われたような情報提供をすべきだと私も思います。 質問というか提案なんですが、公共工事の立て看板に受注金額を載せたらどうかと思い質問をさしていただきます。お手元に配付をさしてもらっている資料に目を通 していただきたいんですが、(立て看板の例及び広報掲示板の資料を示す)皆さんも工事現場や道路工事のときに必ずある立て看板を目にすると思いますが、この公共工事の立て看板は建設省の通 達により、まず土木工事におきましては、建設省で定める土木工事安全施工技術指針にその設置義務の規定がございまして、設置者を施工業者とし、具体的な表示内容については昭和37年建設省通 達により、業者名、工事名、それから施工区域工事及び施工者を明示することとされております。建設工事につきましては、標準仕様書にその表示項目が定められているところであり、建設省道路局通 達によると、道路工事現場における表示施設等の設置基準に基づいた表示板を設置しなければならないと義務づけられております。この公共工事の立て看板に受注金額を記載すべきだと私は考えます。受注金額を載せることは、市民の皆様に下水道工事やインフラ整備にはこんなにもお金がかかるんだという意識啓発や市民の大事な税金を松山市の皆様のために、まちづくりのために使っているというアピールにもなると思うからであります。資料の2ページになりますが、予算を表示板に金額を載せるぐらいなら予算的にも全くと言っていいぐらい負担もかかりませんし、市民が市政に対し関心も高まるものと思いますが、御所見をお聞かせください。 次に、市役所前の地下駐車場のようなケースですが、こういったケースには松山市が負担金をどのぐらい出しているのか、その工事に広報板を用いて工事費の負担金の割合や消費税などを掲示項目に記載することを提案いたします。他市の例といたしましては、東京都の武蔵村山市では、広報板の設置基準を定めまして、平成9年の7月1日から工事契約金が1件3,000万円以上で、かつ工期が3カ月以上の工事を対象とし実施をしているとのことだそうです。我が松山市も他市のいいところはどんどん取り入れるべきではないでしょうか。今議会の初日に市長の所信表明をお聞かせいただき、共感する点が多々ございましたが、その中で開かれた市政という観点で情報をできるだけ早く積極的に知らせるという点では、インターネットやマルチメディアを使うのも結構ですが、こういった地道な広報板を用いた情報提供も一つのアイデアだと思いますが、御所見をお聞かせください。また、市政の現状を具体的にどういった透明性の高い情報提供を考えておられるのか、お聞かせください。 以上で、質問は終わりますが、これからは理事者サイドから上がってくる各種施策について、ただ単に行政チェックをするだけではなく、我々自分自身、そして会派の中でもしっかりとしたビジョンと具体的政策を持ち、議会を通 じて47万人弱の松山市民に評価される活動をしていきたいと思っています。  市長、当選されてからまだ日は浅く、各分野で頭を抱える課題も山積している状況でありますが、具体策についてはこれからだろうと思いますが、事業計画の見直しや検討した内容については、次の9月議会あたりにはお聞かせいただきたいと思い、私の一般 質問は終わります。ありがとうございました。

■答弁者 中村時広市長
きくち議員に私から、市政の現状を具体的にどういった形で積極的に提供するのかということについてお答えしたいと思います。 また、私の所信表明に対しまして、ただ共感云々という大変ありがたいお言葉をちょうだいいたしましたことを厚くお礼を申し上げたいと思います。また、これから新しい取り組みに議員として積極的に挑戦をされていくという表明に対しまして、心から敬意を表さしていただきたいと思います。私はこれからのまちづくりは、市民と一体となって進めていくことが何よりも重要であると考えており、そのためには市民と行政が共通 の目標を持ち、市民に市政の現状や課題に対する認識を深めていただくことが大切であるというふうに考えております。 そこで、積極的に市民に周知していくという前向きの姿勢に立って、例えば予定どおり進まない場合があったとしても、その状況を説明する責任、これが行政にはあるというふうな認識に立っていきたいというふうに思っております。したがいまして、主要事業の実施に当たりましては、計画、実施、結果 の各段階において適宜その内容を公表するなど、市民に信頼され、透明性のある開かれた行政を推進してまいりたいと思っております。さらに、私の所信表明や記者会見の内容は既にホームページに掲載するなど、新しい情報提供もどんどん行っているところであります。 その他の質問につきましては、関係理事者の方から御答弁をさしていただきたいというふうに思います。

■答弁者 建設管理部長 森岡覚
きくち議員さんに、情報提供についてお尋ねの第1点目の公共工事の立て看板に受注金額を載せることと、第2点目の広報板を用いて工事費の負担割合等を掲示することにつきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。 公共工事を推進する上においては、何と申しましても近隣住民のみならず、市民の皆様の御理解や御協力を得ることが重要でありますので、事業執行に際しては説明会等を開催し、その周知に努めているところでございます。特に、道路工事等の現場におきましては、交通 の安全や円滑な運行を確保し、市民生活にできる限り支障を来さないよう、期間や請負者、連絡先等を表示した表示施設の設置を請負業者に義務づけているところでございます。これら表示施設は、工事標識や迂回路などを示した表示板や規制標識等で構成されておりますが、いずれの看板にいたしましても、金額などの表示や広報板の設置はされていない状況でございます。むろん申されるまでもなく、工事の立て看板に受注金額等を表示することは、市民が事業等について身近な市政を実感する機会がふえ、行政についての理解と信頼がさらに深まってくるとの認識に立ち、既に市長から市民に向けた工事情報等の提供方法についての指示を受け、検討しているところでありますが、議員さんお示しの自治体と本市とは財政規模や工事件数等の相違もございます。したがいまして、それらのことを含め情報提供の基準づくりについてさらに検討してまいりたいと存じております。 以上で、答弁を終わらしていただきます。